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「間道」という本 [旅]

kandou_1.jpg(調べますと)2006年の出版です。当時、週刊誌の新刊書評で見て買いましたから刊行されて直ぐに買い求めたと思います。この本は以後の私の北海道の旅のバイブル的な本になりました。「港町は土地柄が優しいらしい」と読み、私も出来れば港町で泊まりたいと思うようになりました。(あの頃はまだ元気で車中泊が出来てました。やはり63才くらいから車中泊が身体に厳しくなって、前日に翌日の安い宿を検索して予約するようになった時は少し寂しかったですね。)
厳しい間道の世界の話、北海道の町の祭りの開催日に沿って続く著者の旅では北海道の地名が次々に出てきます。津別、喜茂別の話。それが頭の片隅に残っていたのでしょうね、津別と喜茂別はよく通りました。

白糠から釧路まで著者の飴細工の店を追いかけてきた幼い姉弟の話もとても記憶に残った本でした。

kandou_2.jpg2008年の夏、私は羽幌の道の駅横のホテルの日帰り温泉に入っておりました。どうやらその日は羽幌の夏祭りのようでした。湯船でふと「あれ?!著者の方は夏祭りが開かれている町から町を移動してるのだっけ・・ひょっとして!」と急いでお風呂を上がって夏祭りに行きますと、飴細工の店が出てました・・ひょっとして?!



shiba_1.jpgひっきりなしの客の注文を受けての飴細工の制作作業が続いておりました。少しの間、客が途切れた時に「「間道」の著者の方ですか?」と訊きましたら、「そうです」でした。(やったー。)少しだけ話して、一緒の写真をお客さんに撮ってもらい(!)、柴犬の飴を作っていただきました。(その飴は9年経った今も冷凍庫にあります。少し変形はしておりますが。)





この時は北海道へは本を持参してなく、サインはいただけなかったので、次の年からは、車のグローブボックス?に入れておりましたが、私の北海道の好みの季節(雪が降る少し前)と著者の方の移動の季節が微妙ズレたようで、以後はお会いできておりません。




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