今度はこれか・・（車のキー）その1

ラップトップやバイクの故障時の私の「今度はこれか」を呟きの語尾は「!」＝「↑」（上がる）でしたが、最近はメカ物の反乱には慣れてきてます。ネット回線の更新工事の為の「自室大片付け作戦」の疲れも取れてない11月の初めに。久しぶりに車を使いましたら「今度はこれか」がありました。最近は反乱には慣れてきた？のか、呟きの語尾は「→」（フラット）でした。

キー付属のワイアレスでのドアの開け閉めコントロールの故障です。

私の車は10年前の古い車です。最近は荷物がある場合か長距離以外は車に乗る機会は少なくなりました。歩くか自転車かバイクか、バスと電車です。

自家用車は、（昔の、一応）ハイブリット車です。メインのバッテリーはニッケル水素電池です。発電エンジンの始動や室内のライト等の為に補機バッテリーを積んでいるのですが、”乗らない”為に過去3度ほどその補機バッテリーを上げました。（1度は室内灯の点けっぱなしですが。）室内にある補機バッテリーの交換作業は（少し）面倒です。

そんな事情もあり、最近は、補機バッテリーにダイレクトに繋いで引き出してきたコードの受け口に充電器を挿し10日に一度ほどの充電をしておりました。「時々充電システム」です。これが原因なのか？どうなのか？ワイヤレスのドア開閉のリモートシステム機能が「すっ飛んで」おりました。時々充電システムを始めて数ヶ月ですけど、初めてのトラブルです。

その朝は、隣の県まで車で往復する用事があり、その帰路で寄った高速道路のPAでトイレと珈琲タイムに車を降りて、歩き出しながらキーのワイアレスのドアスイッチを押しましたが、クローズしません・・。えっ？！

人間、当たり前のものが当たり前でない（！）と、焦りますな。一瞬、パニクりました。

えーっと、何だっけ？どうする？そうか、普通に鍵穴にキーを挿して回せば閉まるのか、と気づくまではしばしの時間（1～2分かなぁ）が掛かりました。

「電池だろうな、電池の容量がなくなったのだろう」・・でも不便です～。

帰宅後にキーの電池の入れ替えをして、ガレージへ。あれぇ？反応しません。ピともピピーとも反応しません。念のためにこれも電池交換したスペアのキーを持ってきて同じようにやってみますが、これにも反応しません。うーーむ。

「車の方のシステム＝受信部、が駄目かい？」（修理が高くつきそうだ・・あ～あ。）

補機バッテリーへの直結の充電行為でのオーバー・ボルテージ（多分）でドア開閉システムの受信部に障害が？？（そんなやわなシステムじゃない筈だけど・・な。）

車の整備をお願いしている自動車工場の若社長へ電話をしますと、ワイヤレス部分を再登録してみてはどうでしょう、方法はネットにいくつか出てます、とのアドバイスをいただきました。ネットで調べてみますと、数例が出ておりました。しかし、自分の車が10年前の車というのは解ってますが、更に前期、後期のタイプのいずれかは知りません・・それを調べる事から始めました。

後期だ・・。そうするとこの方法か？で、ドア開けて、鍵挿してすぐ抜いて、ドアのクローズ＆オープンの操作・・を。何やら「赤上げて白下げなくて赤下げて・・」の様な操作を2度3度試しました。う～む、うまくいきませんなぁ。年をとると根気が出ないのも影響しているかも知れません。ネットの記事ではキーの再登録はメーカーの整備工場では￥2000の手数料だとか・・払うわぁ。

カーナビのデータ更新もこの4年はしておりませんの、年に数回走る東九州自動車道の椎田付近の不便さ（原野を走る表示の我がカー・ナビ）もありますので、データ更新の依頼も兼ねてディーラーの修理工場に電話をして2日後の作業の依頼をしました。

でも、自分でもう一度だけチャレンジを、と、前夜にまた挑戦をしてみました。

ガレージの中で老眼鏡を掛けて、手書きで作った手順書の項目を左手の指で送りながら「キーを挿して直ぐ抜いて、ドアを閉めて直ぐ開ける・・」と、老人（私）の鬼気迫る作業模様に車側も降参したのか、2度目の挑戦が終わった時点で受信部（車側）は復帰したような感じです。（ショック療法？こんな事はあるのかな・・？？）

キーのワイヤレスでのクローズの操作だけが出来るようになりました。（嬉しさも半分ですけど、まぁ、車の方のドア開閉システムの「閉」だけ目覚めた、のか、な。）問題はオープンです・・しばしの格闘が続きましたが、相変わらずクローズのみの反応です。待てよ、キーのボタンを押したときのキーの隅っこのLEDの点灯を注視しますと、オープン側ではLEDの点灯がありません。スペアキーで試すと、開閉は無事動くようになりました。

となると、これまでメイン・キーにしていた方のワイヤレス送信部分がおかしいことになりますので、現場作業は切り上げてキーを分解してみることにしました。ここまでに３～4日を費やしておりました。

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