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その後のデジタル通信(12) [アマチュア無線]


2018年6月の初めに「ポータブル・AMBEサーバー」をリフレクター同好会から頒布を受けました。

AMBEサーバーとは何か、は、興味がある方は調べてみて下さい。(老人の私は調べても直ぐ忘れてしまいます。)要は・・・AMBEサーバーです。自分で組む?と思った事もありました。必要なのがUSBスティック形状のThumbDVですが、米国からの個人輸入に限られました。値段は約$120で送料が$20くらいでした。(今は少し安くなっているようです。$99位?)
次に必要なのは24時間「組み」で動かすだろうのPCです。ラップトップを動かすか、スティックPCも候補でしたが「スティックPC・・なんだか少し面倒みたいだなぁ」。OSをLinuxにすればラズベリー・パイが使えそうですが、私はLinuxはわからないし・・。それでも、そのラズベリー・パイ3を使ったとしてざっくり計算しますと投資金額の合計は¥20Kくらいにはなるようでした。


そんなある日、"ながら"でリフレクターを聞いていましたら、リフレクターを始めて以来、時折、教えをいただいているOM(Old Man=先輩)の「テス(ト)、テス(ト)、テス(ト)」の声が聞こえました。う~ん?

区切りの良さそうなところで呼びかけての交信を始めて、お訊ねしてみますと、試験をされていたのはポータブル・AMBEサーバーと呼ばれる頒布予定のプロトタイプ(!)との事でした。ついでにおよその値段を訊ねてみますと、そんなに高くないとの事。(「そんなに」は難しい言葉ですが。)

(メイルのP.S.に書かれていたのは可搬型AMBEサーバーだったのか!それは凄いぞ。)

portable_ambes_2.jpg2018年6月初旬、「ポータブルAMBEサーバー」を頒布品を入手出来ました。頒布を受けた折に払った金額は、もし自分で揃えた場合に比べてその3/4の値段でした。(これはリフレクター同好会の皆様のご尽力があっての頒布価格ですね。有り難いことです。)


これを自宅のネット環境に繋いで(私は有線LANでルーターに直付け)マイクロSDカードのソフトの簡単な設定をしますと即稼働します。(プログラムそのものは自分で扱わないようにと取り扱い説明書にはその旨の記載があります。)

で、これで何が出来るのか?

①手もとにBlueDVAmbeを入れたアンドロイドかWindowsのスマホ、タブレットがあり、それが家庭内LANの有線か無線に繋がっていればリフレクターや、DMR、DMR+が運用出来ます。
②自宅のネット環境がグローバルIPアドレスが使用可能で、上記のスマホ等が外出先でネット回線を利用出来るならば、外出先から自宅のAMBEサーバーを使いリフレクター等の運用が可能です。

従ってこれまでのリフレクターの運用時には必要だった無線機+DVMega等のシステムは不要になります。(ああ、無線機が要らなくなる・・ああ。)

私が契約しているプロバイダーでのIPアドレスは固定ではありません。(固定は「+8K円」だそうです。)でも、ルーターをリセットしない限りアドレスは変わらないようなので、固定ライクな運用が出来ております。車での運用(モービル)も4G回線等でネットに繋がったスマホ1つでリフレクターの運用が出来ます。

衝撃的な便利さです。

6月の初旬にセットして運用しておりましたが、2018年大阪北部地震で居住の市の揺れは震度6弱でした。自室は物が散乱しました。実験中のトランシーバ等々は棚から落ちた物モノものの下敷きになり当分は使用不可でしたが、ポータブルAMBEサーバーは長椅子の下に置いていましたので、無事でした。電気とネット回線は止まることはありませんでしたので、スマホで福岡の仲間と連絡がつき無事の報を入れることが出来たのでした。

スマホでQSO~ぉ?それがアマチュア無線なのか?という声も時にあるようですが、私は立派なアマチュア無線だと思ってますよ。アマチュア(バーチャル)無線ですか。

で、不要になった筈の無線機は、どうしてどうして、再度の登場となるのです・・に続く。

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