私（達）は赤子みたいなものなのだろうか?

財政が厳しい地方自治体の中で比較的人口が多いところ、面積が広いところ、には元々が高級役人であって一見ソフトな人を送り込むという話を聞いた事があります。とりあえずは数年でも赤字財政の露呈を遅らせればよろしいらしいのです。任期が明けますと国会議員で慰労（というのかな）するようです。

とある原発の付近にある活断層の長さを切り分けることにより耐震強度工事のコストを抑えた根拠となった論文を提出した学識経験者の一人は、高級役人を辞めたのか休職したのかは不明ですが、某国立工科大学の教授を名乗り活断層のデータの操作をし、提出したという。

（皆様はご存じの話でしたら、くどい話になりましたが。）

私たち庶民は赤子みたいなものなのだろうか？赤子の手をひねるようなものなのだろうか？私らは何も知らないと思っているのだろうか？スマホとXXX48の娘達の演芸さえ与えていれば満足するだろうと思われているのだろうか？

ある日の国会の委員会中継を観ていたら、質問者の向こう側に、我が居住の自治体の首長を2期勤めた人が映っておりました。その人は｢空白の8年を作った人｣と地元では呼ばれていました。
今は別の地区の比例区での議員をされているようですが、今年の選挙ではここの地方区で立つのだそうな。私はなんだか馬鹿にされたような感じがしています。赤子の手をひねるというのはこういうことなのだろうか・・私らは手をひねられているのだろうか・・だが私には残された時間がそうない、のはとても残念です。

（文中の｢高級役人｣とは｢官僚｣と読み替えていただいて結構です。）