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藤竜也さん主演のドラマ [雑記]

公共放送の夜のニュースが終わるのは夜10時です。この日は女性アナウンサーのKさん担当での最後の放送でした。それもあって、最後まで観て、TVを消そうかと思ったら、ドラマが始まりました。

私、普段はTVドラマは観ません。嘘っぽいから。「女性検事が休みに母親を連れて下呂温泉に行ったら偶然にもその旅館で殺人事件が起きた」とか「地方から(東京へ)上京した新入社員のうら若き女性が"いきなり"都心の瀟洒なマンション住まいをする」など、そりゃあるかも知れないが、大体は、ないだろう?と思い込んでいる老人の私・・

ああ、そうです、その「藤竜也さん主演のドラマ」の話でした。



ドラマは藤竜也さんが演じる主人公が(認知症の)奥さんの世話をしながらの毎日が描かれておりました。前半では信号無視の嫌疑で交通切符を切られての警察官とのやりとり。最後は少し救われる(気がした)終わり方でしたが・・。

前半の信号無視(と言うか信号見落とし、だよね)は、私の場合では少し思い当たります。若い頃は通過した信号は大体覚えていました。今は・・あれ?あそこ青だったよな、確か・・と思う事が希にあります。なので、最近は運転中は他の事は考えないように、と、自分に言い聞かせております。

ドラマを観終わった後、私はしばらく天井を見ながら考え込みました。私か奥さんは、どちらかが先に?あるいは同じ時期にか?に生活習慣などがわからなくなる時がくるのだろうなぁ・・それが"いつか"は神のみぞ知るだよなぁ。前の晩、「きみに読む物語」(2004年)を観たばかりだし。

今回のドラマではトイレ等の場面は出てきませんでしたが、「大変です」と、よく聞くのは、所謂「シモノセワ」です。はたして、自分には出来るのだろうか・・。

翌朝、昨夜のドラマの話と、その前の晩に観た映画について奥さんと話し始めたら、奥さんは「その「きみに読む物語」は古い映画ね。ライアン・コズリングはあんちゃん風な役で出ていたでしょう?確か10年以上前の映画だと思う。」と言いました。あれ?そう言えばライアン・ゴズリングさんは若かったか?(結局、「ラ・ラ・ランド」を私は観なかったので)今のゴズリングさんをよく知らない、などを話しながら、PCで調べると、その映画は16年前に公開された映画でした。

「おーし、奥さんの頭は大丈夫だ。心配すべきなのは私の方だろう・・。」とは私の心の内でした。

藤竜也さんのドラマを録っておけば良かった、や、「アリスのままで」(という、私の映画鑑賞史で一番怖い映画)に話が及び、ある種の認知症が遺伝的なものだとすれば、私の両親、奥さんの両親とも、認知症の発症もなく亡くなったので、そこは、リスクは少しだけ小さいのか?などが土曜日の朝食での話題でした。若い頃は開放感があった週末は年齢とともにこうなりましたわぁ・・。


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