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RBGとERA [映画・音楽]

RBG とは ルース・ベイダー・ギンズバーグさん(先日亡くなられた 合衆国最高裁判所陪審判事)の通称(と言うか愛称)です。この方を描いた映画の邦題は「ビリーブ 未来への大逆転」(原題On the Basis of Sex)。その中の台詞から、

「100年前だと私はこの場(裁判所)にも立てなかった」

ギンズバーグ判事は凄まじい頭脳の持ち主でもあったと思います。で、映画を観終えると、何故か2つの事(1つは台詞、1つは消息)が頭をよぎった。

映画「グッド・ウィル・ハンティング」の中からフィールズメダル受賞者のランボー教授の台詞、

「私クラスの頭脳だから、彼との頭脳の差がわかる」

映画の主人公「ウィル・ハンティング」は、すさまじい頭脳の持ち主の教授が嫉妬をするほどの頭脳の持ち主。

実在する人の話・・ポアンカレ予想を証明したロシアの博士のその後の日常はきのこを採っての生活らしい。




映画では、ギンズバーグ教授(が私的には一番好きな呼称だった)の世間との闘いがいかに大変なものだったかが描かれております。(キャシー・ベイツさん扮する女性弁護士も味がありました。)同じような台詞。

「100年前は女性は裁判所で働けなかった」

この映画を観終わった後、偶然にもグレタ・トゥーンベリさんへの日本人からの中傷を目にする。論調としては「16歳の小娘」扱い。海外ではいろいろな人が彼女を批判しているが(有名なのは某国大統領)日本の人もそんな発言をしているのは知らなかった・・。

もしもグレタ・トゥーンベリさんの頭脳が凄まじかったら??

世の人々が想像も出来ない思考で「地球温暖化」等々へのある結論に至ったのかも知れない。こう書いては失礼だが、批判をしている方々のお名前を拝見してみて、凄まじい頭脳の持ち主であるとは思えない・・。

結局のところ、「16歳の小娘が・・」という批判している人達って、レディ・ファーストの国だと言われながらも女性への平等な権利も保障していなかったと描かれている(1970年当時の?)米国の法律と同じじゃないか?と思った次第です。

ギンズバーグ判事のこれまでの取り組みと共に語られているのが、(合衆国憲法修正案の)ERAの件・・これも知りませんでした。近年の某医科大学の性別による合格差別事例そのものですね。

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