義兄の死 [雑記]
4歳上の義兄(あに)が最近(2020年5月初めに)亡くなった。義兄に初めて会ったのはもう半世紀近くも前になる。場所は私の奥さんの実家だった。義兄と私は(後に各々の配偶者となる姉妹の父親である)義父の面談(面接か?)を受けていた。義父と義兄は同じ大学の先輩後輩で例えば「あの教授は君の時は居たのかね?」などで会話は弾んでいた。
その横で私は「下を向いてはいけない」・・でも上を向ける訳でもなく、ただただ時間が過ぎるのを祈っていた。夜になった帰り道、1人で歩いた国鉄の最寄り駅までの20分は、(仕方が無いけれど)屈辱感?しか残らなかった半日を思い返しながらだった。
「おーし、将来、もし、俺に娘が出来て同じ様な日が来たら、この仇はとるぜぃ」と二度三度呟呟いたのを覚えている。(まぁ、少し"方向"が違うよね。若さだよね。)
「おーし、将来、もし、俺に娘が出来て同じ様な日が来たら、この仇はとるぜぃ」と二度三度呟呟いたのを覚えている。(まぁ、少し"方向"が違うよね。若さだよね。)