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MeeTooといううねり [雑記]

私ごときが書くには問題が大きすぎる思うのですが、意を決して書き始めてます。

ハッシュタグ(と言うのか)MeeTooが付くと女性へのセクシャル・ハラスメントのツイッターの検索記号(?)らしいのです。近年のクローズ・アップのされ方はハリウッドの大物プロデューサーの長年に渡る複数の女優へのセクシャル・ハラスメントの告発、自国の最高権力者の以前の行動と言動の告発をメディアが取り上げた事から始まったように記憶してます。

告発を取り上げたザ・ニューヨーク・タイムス紙と雑誌ザ・ニューヨーカーは2018年のピュリツァー賞を受けてます。


 
アメリカの女優のメリル・ストリープさんが自国の大統領に対して物申した事は記憶に新しいところです。メイル・ストリープさんは現代アメリカの大女優です。その余りの演技の上手さ(?)に私には少し苦手な女優さんで、出演された映画は余り観ませんでした。

ところが自国の大統領に対してひるむ事なく自分の意見を堂々と言われた映像を見てからは私は大ファンになりました。それからは機会があれば以前の映画も観るように心掛けています。それもあり録画だけはしていた「The Iron Lady」を観て、フォークランド紛争の事も改めて知った訳でした。(余談ですが、邦題「ローマ法王になる日まで」という軍政下のアルゼンチン時代を描いたイタリア(!)映画を観ましたが、う~む・・フォークランド紛争時の軍政権を国民の視点からだと、そう簡単な話ではなかったようです。)

メリル・ストリープさんは例年のアカデミー賞の授賞式では最前列の真ん中に座ってらっしゃいます。今年もそうでした。今年2018年の主演女優賞はフランシス・マクドーマンドさんでした。受賞スピーチも若い女優達(スタッフも含むのでしょうが。)には心強く思えたスピーチだったと思いました。

Metooは権力を持っていた人に対しての告発ですから、それなりの、返しを受ける筈です。米国の映画界では女優さん達の告発にはメリル・ストリープさんとフランシス・マクドーマンドさんが防波堤(他に良い表現は見当たりませんが。)なれば映画業界での女性へハラスメントは減る筈ですね。(フランシス・マクドーマンドさんの受賞スピーチは圧巻でした。)

前年のアカデミー賞主演女優をとった人が翌年の主演男優受賞者にオスカー像を渡すのが慣例ですが(家人によると)2016年のブリー・ラーソンは2017年のケーシー・アフレックには声も掛けずに、目も合わさなかったそうです。(女性はシビアに観てますね。)

ケーシー・アフレックは今年の式には欠席でした。セクシャル・ハラスメント関連だと覚えてます。お兄さんのベン・アフレックも欠席でした。マット・デーモンもインタビューの中で友人の行為を庇ったという理由で非難を受けての欠席でした。

先日、YouT*beを見ておりましたら、「Blue Angels Scandal・・」とありました。Blue Angelsとは海軍と海兵隊のパイロットで構成されるアクロバット飛行チームです。Scandal?うん?何?少しだけ調べますと、3~4年前に隊員などのセクシャル・ハラメント(例えば待機所等での会話などが原因とか。それまでは飛行技術が卓越していれば何でも許された、という事かな。)があったようです。その時の司令も隊員の行動をたしなめなかったので数人のパイロットと共に更迭(解任)されて、人心を一新してスタートした、とありました。

英国のメイ首相側近の有力閣僚の辞任もありました。世界的なうねりであるようです。

MeeToo・・「あなたは一人ではない。団結しようよ」との意味なのか、です。

女性の参政権が認められたのはと調べますと、英国では1929年頃、米国では1919年頃だそうです。日本では?1946年だそうです・・なる程(!)です。(英国の女性参政権運動を描いた映画で邦題「未来を花束にして」は必見の映画です。私は年齢的に遅いので大いに反省をしました。貴方が若い男性でしたら反省よりも今後の行動の指針にして下さい。)


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