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雑記転載:ツイート風2022年 2/22 [雑記]

**2022年 2/22 大阪高裁での控訴審判決のニュースに接して**




2022年 2/22 20:50
午後のニュースで「旧優生保護法」下で行われた不妊手術に関しての国家賠償を求める控訴審の判決が大阪高等裁判所であった。この優生保護法は1996年まであったとある。私が50才前までだ。ほんの20数年前まであったようだ。

今日の判決ではこれまでの各地の裁判所での訴えを棄却する際の(裁判官の)判断の根拠だった除斥期間についても原告側にたった判断がなされた。(除斥期間=訴え出るまで有効な期間=20年。)

私は、このニュースを聞きながらふと疑問に思ったのは、"公"は障害がある夫婦であることをどうやって知ったのか、一体誰が原告らを手術をする場所(病院だろうな)へ連れて行った(文字通りの"連行"だろうな)のか?だ。

最近見た映画(役所広司さん主演の「すばらしき世界」)の中では、刑務所を出所した人がどこかに住めば、情報は地区の町内会長へ知らされるとの台詞があった。(恐らく現実もそうであろうな。)あるいは自治会長かも知れない。実際だと**会長が動くとなると事は大きくなる。

では、どうやれば目立つ事なく、正当な理由付らしきものがなされた面談等が出来たのか??だが、恐らくは
その役を担ったのは民生委員だったのではないか。民生委員の役割をネットで読むとその1つに"住民の実態の把握"とある。本来は住民の幸福の為の実態の把握なのであろうが。

私はこれまでの人生で民生委員を2人知っている。お一人は、60年も前(高校生の頃)の記憶で、実家近くの名士の奥さんで、育ちはお嬢さんであったであろうと思った。もう一人は私が30才代~40才半ばまで住んだ地区の民生委員だ。

この地区の自治会組織が特に酷かった訳だが・・。

その地区の自治会役員は元から居住していた人達(所謂"地の人")が世襲のように役員を独占し(居住した14年間で役員への立候補の案内は一度もなく、変更もなかった)その役員達は(私らを含めた)地区で集めた自治会費で、定期的に飲み食いをしていた。

その中の会計を担当していた人が民生委員も兼ねていた。民生委員の役目を調べてもらえればわかるが、高い"人格と識見"を求められている。ではその民生委員はどうだったか?

例えば、だが、集合住宅には世帯分x%の駐車場の設置が区分所有法で定められているが、抽選で外れた人か、2台目を所有する人は自宅から2km以内に駐車場を確保する義務を負う。その民生委員は所有する土地を車庫証明用に貸し出していた。手続きが終わる期間(およそ1~2週間?)で(30年前当時で)7万円の請求をしていたそうだ。はたしてこの人物の人格が高潔と言えるだろうか?

民生委員が面談して"確認"をし、直接か自治会長経由で市等に連絡がなされと
いうルートがあったのではなかったか、想像している。

およその民生委員の方は真面目に役目をされているとは思うが、たまたま知っている2人の方々が、私だったらお世話になりたくない人達であった。またこのお2人に社会構造の中で苦しんでいる人の痛みが解るか?答えはNoだっただろうな。

では連行をしたのは誰であったか?

恐らく地区の保健所であった筈だ。最近は新型コロナの感染では本来の職務を果たしているようだが、以前は「人にあらずの所業のどこかをも担っていた」組織であったと思う。瀬戸内海にあったハンセン病患者の収容施設に強制収容させられる為に国鉄の岡山駅で降ろされた人を公衆の面前で消毒液を掛け、列車の座席から歩いたホームの経路までをも諸毒をしたのも当地の保健所であったとどこかで読んだ。

あくまで仮説だが、そんな人達が介在した通報システムがあり、非道な不妊手術は行われていたのではないかと思う。今回の判決でこんな事を思った。


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