マイクロ・ヘリ(7)：TX16Sプロポ（送信機）・・3

**XK K110SをFUTABA14SGとTX16Sでホバリングさせる**

2021年の暮れにXK K110Sというマイクロヘリを入手した。手にしてみると系列としてはHCP系を"現代風"にしたものかな・・知らんけど・・。

オークションでの入手では、個人で輸入販売をされている方だと思うが、そんな方から斡旋をいただいた。その方からのアドバイスでは「プロポ（送信機）はFUTABAのT10J以上（中級上位機種?）がおすすめ」とあった。私はこれまでの送信機は主にJRを使っていたのでFUTABAのプロポは1つしか持っていなくて、K110Sに必要なプロトコルのS FHSSは送信を出来ない機種だ。

手持ちの送信機でS FHSSに対応しているのは、TX16Sだけだ。ちらちらとオークションでそのT10J（決して最新の機種ではない。中古で上物?は約18K￥くらい・・。）とやらを見ながら、"どうする?・・"と思案する日が続いた。

思案して・・ばかりでは仕方がないので、YOUTUBEにあった「K110のOpenTXでの設定方法」?のような動画を参考にしながら手持ちのTX16Sにインプットをしてみた。YOUTUBEを再生停止を繰り返して、だったので時間にして1時間以上は掛かったと思う。

いざXK K110Sが届いてみると「すぐ飛ばせますセット」?ではないので、送信機は付いていない。よく見る記事や動画には、やはり相性も良いのだろう、FUTABAの送信機で、が多い。

プログラムがOpenTx系は・・余りない・・「ビビるなぁ」。

所属するラジコンクラブで飛行技法を教わるには余りにもレベルが違いすぎるので、ヘリコプターの取り扱い一般を教わっていた大師匠（と言っても20歳くらい下かな?）にLineで連絡をとり、T10Jをお持ちでしたら譲っていただきたい旨を伝えたら、手持ちのT10Jは過日にクラブの元会長（80歳越え）に譲渡したとのこと。残念だなぁ・・。

大師匠は「要はS FHSSが出ればいいのでしょう?」と仰る。「はい」、「じゃあ、14SGを持っているからこれを使ったら?」とメッセージが来たので「14SGはS FHSSは出ないのじゃないですか?」には「バージョンアップをしていれば出ますよ」と"SYS S FHSS"と表示された14SGの画面をLineに添付して下さった。

おお、出るのかぁ・・。

今から送るので、使ってみて、と、夜の10時に近くのコンビニで宅配で出荷していただいた次第だ。

14SGが届いてからは、FUTABA の送信機でのK110の設定はYOUTUBEやネットの記事に多く上がっているので、一つを参考にしながら入力をしてバインドしてみた。TX16Sでのfineチューニングと同じくらい?でバインドした・・やはりご本家か。その後ホバリングをさせてみた。

なんだか、手にしっとりした手応えの送信機だ（わ）。さすがの"やや高級機"か。

FUTABAの送信機のスイッチ類の呼称はTX16Sと一緒だ。そうか、世界標準はFUTABAだったのか・・??（と、今はないJR=日本遠隔制御のラジコン部門、派だった私はそう呟いた。"派"と言っても、最初に作ってもらい受け取ったものに付いていたのがJRの送受信機だっただけなのだが。）

2度ほどホバリングさせたら、今度はTX16Sを使ってみた。TX16Sの新品と14SGの中古とが一緒くらいの値段だが、なかなかの健闘を見せた。何より、スロットルやピッチのカーブを大きめの画面でグラフィカルに表示してくれるので（これは年寄りには有り難い。）設定の数値の変更もし易い。