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430MHz 6エレ八木アンテナを自作する・・その1 [アマチュア無線]

カンバック・ハム・・訳もわからずデジタルに挑戦・・読んでも為にはならんですシリーズ・・2

2/28にデジタルwires-xで他局に繋がったのは、あれはビギナーズ・ラックの典型だったのだろうか・・以後の5日間は全く「声」が通らず(?)、デジタルと格闘しておりました。先日も、使わさせていただいた、自宅で一番強く入感するノード局へは繋がりますが、2段目へのコネクトが出来ませんでした。取説では最初の時点でallja-cq-roomへのコネクトは完了している表示なのでそのまま声をだせば行く筈なのですが、声が乗らない(=こちらの送信を受け付けてない?)ようです。

なんで??

FT1Dのwires-xのpdf.fileの取説を見ては、とりあえずやってみる、を繰り返しておりました。「なんかめげるよね」とは独り言でした。この局以外のデジタル・ノード局はサーチを試みますが1局も入感しません。

4日目に、ついに年下だけどアマチュア無線では大先輩の知人に泣きの電話を入れました。私「なぁ、うちのwires-xはさぁ、先にいかないのよね-。」、彼「そちらの送信が弱いのじゃない?」、私「そうか、こちらは目一杯の5Wだもんね。向こうの送りと一緒に考えると駄目かな?向こうの出力は大きいのかな??でも、大きいと電気代も掛かるから、常識的には出してないのじゃない?」・・私の「常識的」は時々、世間では、それは非常識だよ、と言われますが。古くからの1アマ(和文欧文の電信の送受の実技ありの時代の人)の彼に訳のわからない事を言う私・・。

むかーし(昔)、9600bpsのパケットのRBBSのホスト局の運用を任せられた(シスオペという名でおだてられて。ま、体の良い押しつけだった、が正解かな)時、1Wの1.2GHZのトランシーバとNECのPC9801を24時間稼働させると、家の電気代は1ヶ月で5300円上がりました。そうすると、20Wなどでノード局を24Hr解放運用していたら、結構な電気代ではないかな?ならば、5W、出来れば1Wの環境で動かしたい筈ですよね。確か、ノード局の送信出力ってほとんど載ってなかったと思うのですが・・。

想像ですが、お洒落なレストランでお洒落なランチを食べていた最中であるよ風の彼に掛けてしまった電話。時間をずらしてかけ直した夕方の電話での彼のアドバイスは、私の送信出力が弱いのではないか、ノード局に届いてないのではないか、が結論でした。う~む・・あんたのHFは1KW・・私の430MHzのC4FMは5W・・あんたがHFで送信すると近所を飛んでいた鳥が数羽落ちるかも知れん・・けど。彼にはこのブログの存在を教えられないなぁ。


確実な方法は、「出力が1Wです」と備考欄に載っているノード局の電波がある程度の強さで受かれば、こちらからの5Wは間違いなく届く、ということになる筈です・・(ケーブルでの損失、アンテナのミスマッチング?でのロスも考慮して・・それでもたぶん1Wは出ているよね~・・?)

今のシステムは1階のリビングのカーテンにぶら下げてた3エレ八木と細い3d-2vの7mでのFT1Dです。このアンテナを2階の部屋のカーテンレールにぶら下げて10mの3d-2vで引っ張ってサーチしたら、S=1~3くらいの、いままで受信出来なかったノード局が3局ほど受信出来ました。connect可は2局。じゃあさ、デジタルだから受かって復調?さえ出来れば、音質は変わらない筈だし、Sをあと2つくらい上げれば(丼勘定頭での理想はS=5位)、connect状態を継続する信頼性が増すのではないか、と思った訳です。

となると、(これでいいやのケーブルは置いといての)解決法はアンテナですね。今は(屋根裏から突然出て来た)マルドルの3エレです。倍の6エレにしてあげれば、あるいは受信の信号強度は上がるかも知れません。私の、デシベル計算などややこしい事には拒否する単純な頭での丼計画です。しかし、自分の工作の再現性には過去からずっと疑問を持ってますから、まずは完成品を探してみようですね。

ネットを見てみますと、1メーカーの10エレが販売されているようです。でも「明日、配達」なんてありません。配達まで3~4日掛かると書いてあります。「3日も待てないな~・・自分で作ってみるか・・」。相変わらず、気は短いです。

過去の、短気に若さが重なっていて横の部屋では赤ん坊が泣いていたアパート1室での工作は結果が悪かった・・と、短気は相変わらずだけど、あの頃の赤ん坊は嫁に行った、の老いをブレンドした今の工作はどうなる?か、今は工具もアジトに行けば揃っている(ウフフフ)という自分史の変化に掛けてみよう、です。

しかし、むか~し(昔)、300オームのTVのフィーダーで144MHzのJ型アンテナ位は作ったような覚えがありますが、八木アンテナなんて作ったこともありません。

44才からのこの20数年の趣味はラジコン(空モノ全般。この10年は電動のみ。ただし、ヘリコプターの3Dは出来ません。ジェットとドローンはしません。)でしたから、アジトの材料のストックを見ると3mmの銅パイプもステンレス棒も手持ちがありました。10mmx20mmの角材も見つけました。土曜日の夜中から、アジトでの工作が始まりました。エレメントの固定は片方はロッドストッパーで、反対側の(比較的ゆる)留めは模型エンジンのシリコン製の燃料パイプを切って使いました。BNCのメスは翌日配達可能品をポチりました。(込み込みの600円くらい。電気街までバイクで往復しようと思っていた計画は高速代だけで1500円以上ですから、サンクス!amaz*nです。)

日曜日の朝は、1~2時間の仮眠だけ。ここ数年は午後8時には寝て、早朝歩くだけの生活だったこのじいさんのこの数日は寝る暇がありませんでした。頭をフル回転させて(それでも若い方の3割ほどでも動けば表彰状ものですけどね。)ます。で、歩きもさぼらずですから睡眠不足で倒れそう~、でも、(すげえ)楽しいです。

6ele_1.jpgアジトから時々出て来ては、昼ご飯は2人前の(はい、奥さんの分も)ちゃんこ風鍋(私の得意な昼ご飯)を作ったりしながら、接着剤の乾きを待っての工作でした。8割ほど完成した時に床に置いて撮った写真には犬も一緒に写ってくれましたが「おとうちゃん、ちらかし放題は、こないだまでヘリコプターやったやん。今度は何ぃ-?洗濯もの干しハンガー作り?」と、言っているようでした。(写真の犬の足下のスケールは50cm出してます。)

コネクター周りの接着剤が固まってハンガーが・・違う違う、自作430MHz6エレ八木アンテナ出来上がったのは日曜日の夕刻でした。




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