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「コンタクト」(映画) [映画・音楽]

1997年公開だったようです。主演はジョディ・フォスターです。監督はロバート・ゼメキスです。好きな映画の一つだったので、保存版の録画はあります。(放映される度に録っていたのではないかな。)

でも、何故、ジョディ・フォスターは(割と地味な?=けれども重要な)天文学者の役で出たのだろうか、何故、ロバート・ゼメキス監督だったのだろうか、の疑問はずっとありました。既に2度のアカデミー主演女優賞を獲得していたので大女優でもあった筈ですから、オファーがあれば役を演じるのかも知れませんが、普通は映画を選ぶし選べた筈です。

ブラッド・ピットは「セブン・イヤーズ・イン・チベット」以来、中国に入出国出来ないようです。マット・デイモンの「グリーン・ゾーン」、「プロミス・ランド」のように、映画だとは言え、そこまで表現して大丈夫なのか?!(米国は)随分と懐が深い国だな、と思う映画は、ブラッド・ピットだから、マット・デイモンだから、はわかるのですけどね。あっ、ジョージ・クルーニーもね(!)

BSに、(私は普段は余り見ない)「コズミック フロント☆NEXT」という番組があります。先日「宇宙人からのメッセージ!?謎の電波に迫る」という番組が放映されました。宇宙人と書かれた番組は(出来る限りは)見ます。私は、UFOは当然飛んでいるさ、と考える人です。東京から米国西海岸まで飛行機で8時間なんて遅すぎる、20分で着かなければ、それは(誇れる)文明とは言えないのではないかと考えている人です。(リニアでは品川<->甲府が15分だとか。これは少し誇れる文明だと思います。陸海空の交通の手段では基準は15分~20分ですね。バイクと車とフェリーは別ですけど・・。)

脱線しますね。考え方にも一貫性もありません、ね。


で、その番組を観ておりましたら、1992年か1993年頃に、NASAが予算をつけて始めた電波望遠鏡を使った地球外生命探索のプロジェクトに対して議会で反対の意見が出て、予算はカットされてゼロになり、わずか1年か2年で研究が打ち切りになったとありました。上院である議員(当時のネバダ州選出の民主党上院議員Richard Bryan氏)が反対意見(プロジェクトに対してBoroKusoに言ってました。)を述べる当時のテレビ中継の議会のシーンが放映されました。

コンタクトは1997年の公開です。予算カットから4、5年後ですね。ジョディ・フォスターが演じた理由はこれだったのではないかと思います。非現実的ではないか、成果や結果が出ていない、などの理由で(夢もある)研究の予算を削ったり切ったりに対しての憤りでこの映画の主演を受け、撮ったのではないかと想像した次第です。

最近の日本も自然科学分野の研究費の削減が問題視されているようです。1992年くらいの米国の事情に似ているのでしょうか・・・わかりませんが。10年20年後には今ほどの数のノーベル賞受賞者は出ないだろうと言われているようです。

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