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ETC装置(の見直し。) [バイク]

私がバイクに懸命?だった頃(約40年前=30歳頃・・そっかぁ、そんなになるかぁ・・)はETCなんぞはありませんでしたので、バイクでゲートを通って通行券をもらい、すぐのところでバイクを停めて、胸の内ポケットなどに通行券を入れて、また走り出す、でした。

そんな頃のある時、名神高速の吹田から愛知の一宮までバイクで走って、いざ降りようとすると・・通行券がない!ない?・・ない!

料金所で訳を言うと、事務所へ行くように案内されました。そこで訊かれたのは「奥さんが居るのなら、朝自宅を出たことを電話で証言してもらえば、吹田->一宮の料金で構わない」とのことでした。

すでに奥さんは居た(!)ので、自宅へ電話して「今朝出て行きました」との証言をしてもらい、吹田->一宮の料金を払って一般道へ降りたのを覚えてます。独り暮らしだったらどうなった?と、ふと考えた事もありましたが、まだのんびりとした時代でしたので、それはそれで常識的な金銭で折り合ったでしょうね。



高速道路を使っての比較的長距離なバイクのツーリングの最後は31年前だったかな。以後は仕事が忙しくなり、バイクで長距離を走ろうにも年々身体は動かなくなっていたし。複数台所有していたバイクも1台減りまた1台減っての時は経ち・・(とうとう)今残っている1台だけになりました。

この1台も以後は2年に1度の車検に出す時くらいしか乗っていませんでしたから、使っても2区間の高速道路の使用ではETCなどは不要でした。

65歳を過ぎてのこの数年、またバイクに乗り始めましたので、ちょい乗り?街中の高速を使う機会も増えてきたのですが、まぁ料金所も機械化もされ始めました。機械で払う・・が苦手でしてね~。どうもうまく料金を払えない。同じように私の大の苦手に、路線バスの両替・・あれは70歳になった今もよう出来ません・・だから220円の硬貨が手持ちに無いときは歩きます!!

少し前、普通車の入れ替えをした時に、新しい車には標準装備でETCが付いており、それまでの車のETC装置(自分で取り付けた)を同時期に所有していた軽自動車用に書き換えてもらいました。

軽自動車への取り付けはまた自分で、と思っていたので、助手席の床にバラック?状態で置いておりましたが、バイクで一般道を走るのがしんどいなの近年、ある日、この軽自動車用のETC装置にラジコン用の11.1Vのリチウム電池を繋いだら使えることが判り、じゃぁと装置一式をリュックに入れて街中の高速道路を走ってみたらこれが便利なの~、でした。(凡その場合、自動2輪の通行料=軽自動車の料金、の筈です。)

バイクにもETCを、と、いろいろ調べてみますと、バイクのETC装置の取り付けは確か指定された店舗でしか認められていなくて、例えばホンダの工場はホンダ車だけ、とか、なんだかな~の慣習?があるようでした。今は、車種、メーカーに関係なく取り付けてくれるショップもあるようですが、それでもバイクは持ち込みのようです・・どうして自分で取り付けが出来ないのかはいまだに解りませんが。

それでも何とか取り付けて。

そんな便利なETCも、バイクではいろいろあります。まずスペースがないので、見る人が見れば、ETC装置はむき出しに近い取り付けです。私などは、まぁ、ケチだし小心だから、道の駅や高速道路のPAでバイクを離れる時が一番心配な時です。「カードを抜かれてないか?」など。(トイレもそこそこに、です。)

「じゃあさ、あの長い?!ケーブル類を整理して(短くして)、リュックか、より小さな太ももバッグ??に入れてみようか」というプロジェクトを立ち上げました。

bike_etc_before.jpgこれが取り外したETCの本体とケーブル類です。アンテナ、LED、電源の各々のケーブルはカバーもついてゴワゴワ?です。


もし、プロジェクトが転けたら?

悲惨です。バイクのETC装置の再入手の必要があるでしょうねぇ。この先の"人車"の実働年数?を考えると、再購入は賢明ではない・・な。ケーブル類のスペアを入手出来ればオリジナルを残していれば"転けたとき"に元に戻せる。

で、ケーブルを探してみると、オークションに出ておりました。アンテナ線とLED線の2本です。これらが入手出来れば、長い長い2本の線はコネクターから先は50cmくらいになるかも知れない・・。で、コネクターからバッテリー側の新設の電源線には中間スイッチを入れて(いままではACC回路のONに接続)作ってみよう、でした。

運良くオークションで入手出来ました。これで思い切り工作が出来ます。

bike_etc_conts.jpgETC装置はJRM-11というもの。いろいろ調べた結果、電源線とLED線の中間のコネクターは左のメーカーのコネクターでOKでした。4回路は電源、3回路はLED、いずれもFemaleだけ必要。ネットにて注文でした。

アンテナ線の中間コネクターは、多分これだろうなぁ、まで絞ったのですが、いろいろネットを読んでいると、コネクター部分での工作は少し微妙そうでしたので、先端のアンテナ部分での処理(=ケーブル切断、半田付け)でイケルのではないか?の結論を持ったのでした。

**アンテナの処理についてはいろいろ書かれておりました。インピーダンスが変わるからケーブルを含めて扱わない方が賢明だ、など。
う~ん、もう70歳だし(はぁ?)、この先は何年も乗れる訳がないし(はぁ?)、""同軸給電""だから(うん)ケーブル長は任意やろ??・・アンテナ部分でケーブルを切っての半田付け処理でいっかぁ・・と、まぁ、あちらこちらに寄り道の訳判らない乱暴な結論に至ったのでした。**

bike_etc_ant.jpgこれがアンテナ部分です。下は反射器(板)??上は放射器(板)??間には(多分テフロン?)のスペーサーが入っております。アース側の半田付けでは熱が長時間加わりますから、(念のため?わからん、です)スペーサーを外して(向きはメモしてね)半田付けです。芯線の方は、スペーサーを組んで短時間にジュッと。(分解にはT-8と+が必要)

本当はちゃんとしたアナライザーか何かでチェックをすべきなのでしょうが、芯線とアースがショートしていないか、芯線の、先(アンテナ側)と本体の基板側で導通があるか、だけのチェックで終えました。

bike_etc_after.jpg出来上がったのが左の画像です。写真ではそう違いは出ておりませんが、実際にはかなり身軽になりました。赤い平たいのはLi-Po(3セルのリチウムポリマー電池。古いけど!?弱電流だし。)です。

梅雨も明けたので、一応チェックをしに高速道路へ。1区間を往復してきました。入る時も出る時もゲート通過3分位前にスイッチをON。通過後はすぐにOFFです。

bike_etc_payed.jpg反応は今までと変わらずでした。入る時は判りづらくて・・出た時のショットが判りやすかったので出口での表示です。「軽二 ¥ 370」との表示、わかりますかね?



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