65から、だそうです。（バイク）

先日の新聞の読者の投書欄に「第二の定年後にバイクに乗り始めた」との投書が載っておりました。投書によると、その方は第一の定年から5年間働き、65歳の第二の定年を機に（20歳前後まで乗っていた）バイクを新車で買い、最初は「大丈夫かな?」だったが、40数年経っていても体は「ライディング」を覚えていた。

時々の仲間とのツーリングが楽しみでもあるが、施設に入っている親の面倒を時折みているので、ツーリングもかなわない時もあるが、（まだ働いているので）通勤時に少し乗っている、この先は若い頃に果たせなかった宗谷岬に行き立ちたい、北海道で待つ友人に会いに行きたい、今日より若い日はもうないのだから・・およそこの様な内容であったと思います。

「65から」かぁ・・このブログの名と一緒だぁ。

大丈夫ですよ。数年前に関西の道の駅で「えらい古いバイクに乗ってまんなぁ」と話しかけてきたカトウ・サンはインジェクション・ハーレーにお乗りでした。こちらの返事は「放っておいて下さい」でしたが、決して嫌みな言葉遣いではありませんでしたのでしばらく間の立ち話でした。75歳と言われてました。

5年程前に小樽のフェリー乗り場で水平対向BMWをから拭きしていた方は当時72歳と言われてました。北関東の方で（確か1週間で）北海道を3200Km走ってきたと言われてました。小樽から新潟までフェリーで（確か当時は20時間だった）、陸路で群馬か栃木かのご自宅に帰るとのことでした。「3200Kmですかぁ・・お元気ですねぇ」には「そうだろうか、よく走った、だろうか・・」と訊かれましたので、「ご立派だと思いますよ」（本当にね）とは私の返事でした。

このブログの「65から」とは、生活一般、身体の調子、記憶力の衰えとの格闘、などの「いろいろ大変ですわぁ」の意味合いが大きいのですが、私もバイクを週一で乗り出したのは66歳くらいからです。

35年間も同じバイクを所有して、ずっと車検だけは通しておりましたが、バイクに乗ることから離れた時期があり、それがブランクと言えばブランクになっておりました。

66歳からの週一ライディングの最初の頃はね、30Km先の自動車工場へ行くのにも、（びびって）途中でホテルに1泊しようかと思ったくらいでしたが、最近では目的地がその自動車工場近くの道の駅の場合、（道が整備されおりますので）片道36分で走っております。案ずるよりも慣れ、でしたね。

ただ、信号待ちでは無理に前に出ない、中央線を跨いだりしてちょろちょろしない、前がバスでもその後ろでじっと待つ、過日の高速のRがきついジャンクションで煽ってきたライトバン・ポルシェ?（女性ドライバー）などには、道を譲る＝でも、結局５Km先の信号では一緒になった・・などを心がけてます。

カトウ・サンの例では、65歳からは10年間は乗れる筈です。私はあと5年半・・。