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(私の事ではないが)旧コールサイン復活 [アマチュア無線]

日本のアマチュア無線局の数は増えることはなく減少の傾向は止まらずのようです。今や無線機でCQなんて叫ぶよりもスマホを操作する時代なのでしょうか(ね?)。

ところが(さ)、電波を出さないアマチュア無線もある訳です。手元ではネットのみの操作だけなのですね。(まぁ、トランシーバを使う事もあるのですが、主流ではないのかも?=これ私・・送信出力数ミリWの場合もある。)



例えばこんな光景・・別府発のフェリーに乗船し、出航までの間、デッキでスマホを取り出して、沿岸のレピーター局にネット経由でアクセスして、「どなたか聴いてますか?」の問いに地元の局が無線で応答してくれるか、遠方の(例えば根室の)局が「明瞭にきていますよ」と応えてくれるかも知れません。でも、その様子は他人から見ると、まるで別れを惜しむ話をスマホでしているようにしか見えない筈です・・。

この光景は博多湾を行き交う能古島<->姪浜のフェリーでも同じようになる筈です。

ネットにさえ繋がっている(Android)スマホさえあれば、レピーターも使える、D-Star網も使える(自分ちに別システム必要か、publicもあり。)・・今の(2019年11月20日現在)アマチュア無線のD-Starの世界は、ここまで来ております。

どこか(末端?)で電波が出る可能性があるので、人と局名には有資格と有効が求められるのですが、まぁ、書いてしまうと、自分のところでは電波の発出は無いわけですから、コールサイン(局名)はネット上のIDライクな、交通整理の意味合いも大きいのではないかと思っております。

私の今のコールサインはJL3XXXです。関西に住むようになって数年後(約40年前になるか?)に取得し、当時の5年間で使うのをやめたコールサインです。65歳の時に復活させました。復活させた時は使用者は空欄になっていましたが、恐らくは一度はどなたかに割り当てられていたと想像しております。(少し前にJL3XXXを検索すると、何かのハンドル名に使われていたようです。)

その約40年前の、前と後は?

20歳くらいの時に、JA0XXXというコールサインを取得しておりました。関西在になってすぐと30歳頃半ば~40歳半ばまでJA0XXX/3というコールサインを主にパケットの世界に出ておりましたが、いつしかその運用もなくなり、50歳の頃に免許状は失効したのでした。


69歳の今の3年くらい前の「もう一度アマ無線を」の再開局時にはJA0XXXへのすべての申請書類を書き終える寸前に、ある手続きが必要であるのがわかり、慣れ親しんだJA0XXXのコールサインを諦め、約40年前に取得し、失効したJL3XXXを復活させたのです。

しかし、自分の人生の終焉が見えてきますとね、「旧 JH1BAN ばんさ」とQSOしたことがある、10Wで「HM1FM」を呼ぶと日本語で応答してくれQSOが成立した、あの(自分史では栄光あるコールサイン)JA0XXXでもう一度運用できれば「もういつ死んでもいいや」なのですね。

半年内に知り合った、関東の局の方(5歳上)の方も「死んでもいいや」はわかりませんが、少年時代に取得したコールを復活させたいと、この数ヶ月苦労をされておりました。(今の1エリアのコールサインで十分にOMコールなのですが。)

(どうやら、全国レベルでなのかどうかわかりませんが、)同一エリア以外でのコールサイン取得だと"移動局でしか認められない"は総合通信局の見解のようです。(主?居住地は「固定局」他は「移動局」に。詳しくはご自分でお調べください。)

背景には、ある人が全エリア(1-0)でのコールを取得し、それをブログか何かで自慢げに書いたことがあった、それが総務省の態度を硬化させた、と、電話の向こう(役所側)で言っていた、そうです・・。

首相官邸にドローンを落とした人のお陰で、ラジコン飛行機、ヘリコプターなどの飛ばす場所が限定され(原則は人口密集地以外でなければ飛ばせないし、第三者から30m以内ではどこでも駄目なのです。)飛ばせない=売れない、で、閉店に追い込まれましたラジコン店も多かったと思います・・に似ております。世間にはまったく余計なことをする人はいるものです。

ネット専用アマ無線用コールサインでも構いませんから、本人のコールサインを示す書類があれば、旧のコールサインの再交付もよろしいかと思うのですが・・開局の手数料も変わらず、電波利用税もいただくで結構です・・あちらは国庫納付金も増えるし、こちらは「これで死ねる」し、これこそがWin-Winではないかと私は思うのでありますが。

この度、コールサインを復活させたその方は「コールサインが認められたらリフレクターに足跡を残しておきますよ」と先日の交信で言われていたのですが、私的に(世間の)隅っこで細々と運用するリフレクターに、その方の復活コールでの昨日のアクセスを今朝見つけ、あわてて書いたお祝いのメイルを送った後にこれを書き始めました。自分の事のように嬉しかったなぁ・・じゃぁ自分の事としちゃう?で、またまた嬉しさが増しましたよ。

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