エアバッグ・ベスト

つい最近、バイクのオイル交換にショップへ行きました。湿式クラッチのプライマリー・オイルも同時に交換でした。エンジン関係と以前に交換したクラッチ関連も（廃油を見る限り）良好なようだ、との話です。これでバイクはしばらくは大丈夫な筈です。（バイクは、ね。）

交換作業の横で話したりの40分が過ぎ、それでは失礼しようと腰を上げかけると「これ知ってまっか?」と雑誌の広告を見せられ、さらにショップの奥から店主用のベストを持ってきて見せてくれました。何やら競艇選手の胴衣??みたいな、救命胴衣のようなものでもあるような、です。（夏用の長袖タイプも。）店主曰く、

「（老齢ライダーは）着ていた方がよろしおまっせ。安価ではありませんけどな、まぁ保険のようなものだと思えば、ですわ。」

でありました。とりあえずは、店主は午後から用事がある=お店はクローズ、なので、雑誌の広告を携帯で撮って辞してきました。

これがその写真です。見た事があるような・・。何でも、店主も一緒だった長距離のツーリングで同行の人が事故をし、このベストを着用していたので、本来は内臓破裂だったのが、損傷で済んだ、らしい、です。
（破裂と損傷はどちらがより甚大であるかはわかりませんが、そりゃぁ破裂でしょうとは思いますが?）
まぁそんな事もあり、春～初秋は、上はGジャンの私に勧めてくれたのでしょうね。


帰宅後にネットで検索すると、種類もいろいろあるようです。構造はバイクとベストの間にハーネスを付け、ライダー（私）が飛ばされるとハーネスが窒素充填のガス・カートリッジのバルブを開け、一瞬でベストの各部が膨らんで、地面に叩きつけられる際の衝撃をやわらげるようです。（車体とハーネスはアタッチメントで繋がっている。）

**　想像もしたくない場面ですがね。**

残った手足はどうなるのだろうか?と一瞬想いを巡らせますが・・悲惨そうなので想いを途中でやめてしまいました。

ハーネスはバイクに跨がって立ち上がった時に延びきる、ように調整をしなければいけないようですが、私のバイクは斜めでしか駐められない・・ので、今のところはアバウトな調整（緩めだな）で済ませてます。な～に少しのたるみがあったって、飛ばされる時は飛ばされるさ、で、（少しの時間差はあるだろうけれど）地面までには膨らむだろう?です。（普段はベストが送られてきた時の厚手の紙製?ハンガーに掛けている。"工事現場の雰囲気"で好き。）

衝撃緩衝ベストというよりも防寒ベストでの活躍を望みたいところです。