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**の3乗 [雑記]

夜中に何気なくTVを見て(観る、じゃない)いたら、インパール作戦の番組の再々放映?が流れていた。

私の父は外地での招集兵で、新兵訓練は中国、そのままビルマへ送られてインパール作戦に従軍し、初期にマラリアに罹り、部隊(後に全滅)から離脱した軍歴だったので、子供の頃から時々「インパール作戦」という言葉を耳にしていた。それもあり、今でもその関係の番組は観る。

この番組は3度目かな。

この作戦の失敗は補給の目処も無く始めた作戦だ、とは作戦開始以前から指摘されていたようだ。当時の師団長のお一人は師団長判断で退却を命じた筈です。(今回の番組では触れてなかった・・。)この師団長は戦後のイギリス軍の尋問に「大本営、南方軍、ビルマ派遣軍の馬鹿の3乗が・・」と証言されていた筈です。




当時の司令官達の写真も番組の随所に出てきます。こんな事を書いては失礼かも知れないが、その姿は「(今の)地方なり中央をまわしているojisan達」そっくりです。(まぁ陸軍大学出ですから、当時の彼らの方が頭脳は明晰だったのでしょうが。)

一番責任を負うべき将軍の当時の年齢を番組の中のナレーションでざっと計算すると、57才位か。組織上の上部の南方軍の司令官も陸軍大学の同期と言っていたので、恐らくは同年くらいと想像できます。

つまり60才前後の男達が起こした道理では成功する筈のない、情実な部分も多分にあった作戦だったようですが、番組を観ながらふと頭をよぎったのは「最近、似たような話をどこかで・・」でした。しばらくして、「そうか!町長、議会、商工会と置き換えると、文献調査の話、になるな。」

「**の3乗の法則」はここにも当てはまるのか・・。




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