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2021-6-15の話 [雑記]

**1回目の接種を街中の開業医院で受けた。その病院の待合室での話・・。**


老婦人がお二人来られていた。接種券を持っている方は「なんで?ここに券を持ってんのに打ってもらわれへんの?」と(やや)怒っている。もう一人の方は懸命になだめながら、申し込み用紙に住所等を書き込んでいる。高齢な方のご婦人が耳が少し遠いようで、もう一方は大きな声で確認などをとっている。広くはない待合室だから、事情は大体想像出来た。

どうやら「病院の窓口予約」に来られているらしい。「何度も何度も病院に来てんのにぃ」とも。何度か予約をしにこの病院へ来ているのか?

私はこういう"場面"は見過ごせない質だ。(まぁ、あんたご苦労だね、と思われるかもだが。)

私は奥さんの横から離れて、お二方の話に入る。ネットやスマホなんて無縁の方々のようだ。怒っている老婦人は94才だとか。世話をされている方は77才だそうだ。

窓口での予約は取れたらしいのだけれども、1回目の接種は7/17らしい・・。(そうか、今日の予約では1ヶ月も先の話なのか・・。)94才の方が「これ持っているのに」と手にしているのは4月に配布された接種券の封筒だ。

私が、市報で読んだ限りで知っている今月送付予定の「高齢者からの優先接種の予約券の送付」を説明する。94才だと優先順位も高いから、直ぐに出来るのではないか?となだめるが、老婦人はそれでも「なんでぇ今日でけへんのぉ」と言われる。

この場はこの病院での7/17で予約して、市からの予約券を待ってみてはどうですかと、なだめた。77才の方は、そうした方が良いね、と、なだめながらお二人は帰られた。


そんな開業医院の待合室の光景であった・・。

私は1回目の接種を終えた。夜、気になって市のHPで調べると、94才の方には1週間前に予約券は送付されていると該当.pdfにあった。1週間前?!まだ届いていないのか?

なんだかおかしかねぇか??今回のワクチンは市でも大規模でもこの94才の老婦人を置き去りにしていたのか?その世話を懸命にされているのが肉親でないという77才のご婦人であるって、これもおかしかねぇか?

市役所は手一杯なのはわかる・・が、民生委員などの制度はもう廃止されたのか?大規模接種は当初はnetかlineのみの予約方法だった。この77才と94才の方々がnetやlineをやっているようには見えなかった・・""前提""を間違えていないか?弱者は置き去りか・・?


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