グッド・ドクター4が始まる

**2021年 7/26 久しぶりの放映が始まった**

昨年の9月にシリーズ3が終わって、「シリーズ4の放映決定」とアナウンスされていた（WOWOW）のグッド・ドクター4が10か月ぶりにやっと始まった。噂では、米国ではテレビ業界も映画業界も昨年から新型コロナ・・で最近まで制作すら出来なかったらしい・・。

今回の第一回目は「2020年の2月頃の米国」の想定から始まった。""なんだかわからない、風邪のような症状""の人や患者から、市中、病院内が徐々に汚染されていく様が描かれている。制作元の米国でもこちら日本でも医師の監修は受けているから「当時の米国での新型コロナ・・との遭遇」が解る。最初は医療従事者も"今、何が起きているのか?"だったようだ。

我々は初期に医療従事者が多く亡くなった事は報道等では知ってはいるが、それも断片的な報道だったので"何故?マスクも着用していたであろうに・・"くらいまでしか想像が出来なかった。第一話では"来た患者は診る・・"という彼らには当然の医療行為から感染をしてしまうシーンがあった。

（今もそうだろうが）医療従事者への世の中の無理解も描かれている。日本でも子弟への差別もあるということは報道はされていたが、実際はどのような差別だったのだろうか?とか、どうして医師や看護師本人が差別されるのか?が解らなかったが、次のようなシーンで、少し納得も出来た。

（高級そうな）コンドミニアムのエレベーターの扉が開いたら住人の婦人が先に乗っている。「病院関係者?次のにしてくれる?」と同乗を拒否される。

ポルシェで帰宅したら、家族（パートナー?）への感染を防ぐために、家には入らず車は外にとめ、本人はガレージの中で寝起きする医師などが描かれていた。

ドラマとは言え、初めて観るコロナ禍での医療従事者の生活だ。

今更ながら、彼らの勇気と献身的な行いがなかったら我々の生存の確率はもっともっと小さかったのかも知れない・・が第一話の感想です。

（日本では公に医療従事者への感謝を表現したのはブルーインパルスの東京都庁上空飛行だけではなかったかな?）